一番気になっていた視野検査の日。
自分で調べてみた感覚でなら、左右それぞれ大体どの辺りが見えてないかの見当はついていたものの、ちゃんとした検査で実際にはどんな視野状態になっていたのかは非常に気になっていた。
このハンフリー視野計による検査についても事前に少し調べていましたが、検査にかかる時間が結構長く、検査内容もなかなかしんどいとか。
よく考えれば当たり前ですが、視線が中央から頻繁にズレたり勘でスイッチを押したり等すると、検査結果の信用度が落ちてしまうようです。
ちなみに私の時は、その日の視力検査を元にした視野計用のレンズがちょっと合ってなかったみたいで、全体的に少しボケた感じに見えてました。
多少調整してもらったものの、完全には合わせられなかったみたいで、ややボケた感じのまま検査することに。
そして実際に検査を受けてみた感じでは、押しそこなうことが何度かあったり、後半目が疲れてきて少し見にくくなったりと、やはり初めてだと少し難しいのかもしれない。
そして検査結果は、自分が思っている以上に視野が欠損していたという内容に。
右目
右目に関しては、見えない部分があるのはわかっていたものの、もっと見えてると思っていたので予想外の悪さ。特に左端。
左目
左目についても、こちらの方が悪いのも分かっていてほぼ予想通りの形状の欠損範囲でしたが、それでも思ったより欠損が広いという結果に。
検査の信用度?を表している偽陰性や偽陽性については共に0%なので、かなり正確…という事なのだと思いますが、何度か押しそこなってる気がするのでもう少し見えてるんじゃないかなぁとも思ったり。
次回の視野検査では、今回の経験を活かしてもっと正確な結果が出るように受けたいところです。
尚、視野検査の他にも風を当てるタイプの眼圧検査も受けていましたが、その日の担当医の診察室では眼に直接装置を当てるタイプの眼圧検査も受けました。
そしてこれらの検査の結果、予想通り緑内障であると診断されました。
眼圧に関しては左右ともに15~16という正常範囲内ではありましたが、もう少し下げて10台前半にしましょうとのことで、眼圧を下げて視野欠損を抑えるという点眼による治療を受けることに。
ちなみに緑内障によって欠損した視野は、今の医学では二度と回復することができず、見えなくなった部分はこの先も見えないままとなります。
なので緑内障の治療とは、視野の欠損がこれ以上進行しないように遅らせる事しかできないようです。
しかし回復させることが出来ず、進行を遅らせる事しかできない…というのは、どことなく認知症と似てる気がします。
という事で、これも色々調べていたので予想はしていましたが、点眼生活がスタート。
まぁ点眼自体は花粉症対策として一年中ほぼ毎日アレルギー用の点眼をしてはいましたが。緑内障のは副作用とか色々面倒そうなのが問題です。
まずはミケルナという点眼薬一種類だけで経過を見ることに。
もしこれが効かない場合、点眼薬の種類が増えてさらに面倒な事になるようですね。
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