2018年4月30日月曜日

ハンフリー視野計の検査結果の見方メモ

視野検査の結果に関して、なんだかよくわからない数値についていくつか調べたものをメモ。

各数値に関しては、調べる先によっては多少違う事もあるかと思うので、あくまで参考程度に…かな。
また、中には間違った認識や書き方をしてる部分もあるかもしれません。

  • 固視不良
    20%以上で信頼性が低くなる。目が動いたり、額や顎が外れるのが原因。
  • 偽陽性
    15%以上で信頼性が低くなる。光が出てないのに反応することが原因。
  • 偽陰性
    33%以上で信頼性が低くなる。絶対に見えてるはずの光に反応しないことが原因。
  • GHT
    順に以下の5つに分類される。
    • 正常範囲内
    • 異常な高感度
    • 全体的感度低下
    • ボーダーライン
    • 正常範囲外
  • VFI
    100%で正常。0%は失明。
  • MD
    視野検査の重症度、病気の進行具合の評価。単位はdB。
    同年齢の健常者からの感度の平均低下量を表しているらしい。

    分類は多少異なるものの、一般的に用いられる分類は以下の通りだとか。

    • 0:正常
    • ~ -6:早期視野欠損(初期)
    • -6 ~ -12:中等度視野欠損(中期)
    • -12 ~:重度視野欠損(進行期)

    以下の数値に入ると失明するかどうかの検討に入るらしい。

    • -15 ~:危険領域
    • -20 ~:日常生活が不自由
    • -25 ~:機能的・社会的失明
  • PSD
    パターン偏差から計算する標準偏差?
    目の中の各測定点の感度の散らばり具合だとか。

    解りやすい解説が見つからなかった。
    とりあえずよくわからない。

    MDの値が-20を超えてしまうと、パターン偏差やPSDは表示されなくなるらしい。

これら以外にもありますが、とりあえず調べてみた範囲のみで。

…おや? そういえば私の左眼のMD値は -14.63 dB となっていたけど、ひょっとしたら今後の経過次第では結構ヤバイのかな?

2018年4月28日土曜日

2018.4.27(金) 視野検査

一番気になっていた視野検査の日。

自分で調べてみた感覚でなら、左右それぞれ大体どの辺りが見えてないかの見当はついていたものの、ちゃんとした検査で実際にはどんな視野状態になっていたのかは非常に気になっていた。
このハンフリー視野計による検査についても事前に少し調べていましたが、検査にかかる時間が結構長く、検査内容もなかなかしんどいとか。
よく考えれば当たり前ですが、視線が中央から頻繁にズレたり勘でスイッチを押したり等すると、検査結果の信用度が落ちてしまうようです。

ちなみに私の時は、その日の視力検査を元にした視野計用のレンズがちょっと合ってなかったみたいで、全体的に少しボケた感じに見えてました。
多少調整してもらったものの、完全には合わせられなかったみたいで、ややボケた感じのまま検査することに。

そして実際に検査を受けてみた感じでは、押しそこなうことが何度かあったり、後半目が疲れてきて少し見にくくなったりと、やはり初めてだと少し難しいのかもしれない。

そして検査結果は、自分が思っている以上に視野が欠損していたという内容に。

右目
右目に関しては、見えない部分があるのはわかっていたものの、もっと見えてると思っていたので予想外の悪さ。特に左端。

左目

左目についても、こちらの方が悪いのも分かっていてほぼ予想通りの形状の欠損範囲でしたが、それでも思ったより欠損が広いという結果に。

検査の信用度?を表している偽陰性や偽陽性については共に0%なので、かなり正確…という事なのだと思いますが、何度か押しそこなってる気がするのでもう少し見えてるんじゃないかなぁとも思ったり。
次回の視野検査では、今回の経験を活かしてもっと正確な結果が出るように受けたいところです。

尚、視野検査の他にも風を当てるタイプの眼圧検査も受けていましたが、その日の担当医の診察室では眼に直接装置を当てるタイプの眼圧検査も受けました。

そしてこれらの検査の結果、予想通り緑内障であると診断されました。

眼圧に関しては左右ともに15~16という正常範囲内ではありましたが、もう少し下げて10台前半にしましょうとのことで、眼圧を下げて視野欠損を抑えるという点眼による治療を受けることに。


ちなみに緑内障によって欠損した視野は、今の医学では二度と回復することができず、見えなくなった部分はこの先も見えないままとなります。
なので緑内障の治療とは、視野の欠損がこれ以上進行しないように遅らせる事しかできないようです。
しかし回復させることが出来ず、進行を遅らせる事しかできない…というのは、どことなく認知症と似てる気がします。

という事で、これも色々調べていたので予想はしていましたが、点眼生活がスタート。
まぁ点眼自体は花粉症対策として一年中ほぼ毎日アレルギー用の点眼をしてはいましたが。緑内障のは副作用とか色々面倒そうなのが問題です。

まずはミケルナという点眼薬一種類だけで経過を見ることに。
もしこれが効かない場合、点眼薬の種類が増えてさらに面倒な事になるようですね。

2018.4.17(火) 眼科初診日

思い立ったが吉日。(正確にはその日じゃなくて翌日。)

緑内障に良さそうな眼科を調べ、すぐに翌日休みを取って検査を受けに行くことに。

見えない部分がある等どういう症状で受診に来たのかを軽く説明し、視力検査などの普通の目の検査の他にも、風を当てるタイプの眼圧検査やOCT等の検査も受ける。
視野検査に関しては予約しないと受けられないようで、この日はなかった。

その後、診察室でこの日の検査結果の写真を交えながらの説明を受ける。




先生は色々と説明してくださったのですが、専門用語もあってかあの場ではイマイチ理解が追い付かなかった。
ただ写真も何やら色々真っ赤で、良くないんだろうなぁというのは感じていた。
まぁ、ネット知識とはいえ自分の症状を色々調べて、ある程度予想はついていたので、ショックを受けるとかはほとんど無かったんですが。

とりあえず、近視によって視野が欠損する場合もあるものの、神経に異常がある等、色々な検査結果を踏まえると、まだ確定ではないものの緑内障の疑いがあるということで、次回視野検査の予約を取って受けることに。

ちなみに帰宅後、緑内障と関係が深いと言われる眼圧に関する説明がないことに気付いたが、ひょっとしたら眼圧は正常範囲内だったのかもしれない、と思っていた。(眼圧が正常なタイプの緑内障があることも調べて知っていたので)

2018.4.15(日) 視野の違和感に気付く

緑内障と診断されたので、その検査結果等の記録メモ用にブログを使ってみることに。
ちなみにこの時点で43歳の男性。この先どうなることやら…?

検査を受けるきっかけとなる視野の異常に気付いたのは2018年4月15日。日曜日の夜でそろそろ寝ようかと思っていた時間。
その時は小説を読んでいて、眠くなってきてふと右目を閉じて左目だけでページを見た時、視界の右下の辺りにもあるはずの文字が見えてないことに気付く。

あれ?と思い、右目を閉じて左目だけで視点を一点に固定したまま、さっき見えなかった右下の辺りで手を振ってみたりしてみるも、そこにあるはずの手が全く見えない。
今度は、見えてない手をゆっくりと上下左右に移動させてみると、ある位置から突然手が現れたり消えたりするように見える。
同じ実験を右目でもやってみると、左目ほど広い範囲ではないものの一部で似たような現象が起こる。

さすがに見えないというのはかなりヤバイと思い、症状をネットで検索してみると「緑内障」がひっかかる。
少し調べてみたところ、もしこの症状が緑内障だとすると、これを放置しておくと非常によくないという事が分かったので、できるだけ早く眼科へ行くことを決心。

ただこの時は時間も遅くなったので、緑内障に良さそうな眼科を調べるのは仕事の休憩中にすることに。